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化学系薬学部会賞

2024年度日本薬学会化学系薬学部会賞候補者の推薦について

 日本薬学会化学系薬学部会では、優れた研究成果に、日本薬学会化学系薬学部会賞を授与します。つきましては、受賞候補者を下記の要領で募集いたしますので、ご推薦ください。

1. 賞の名称:化学系薬学部会賞

2. 資格・授賞対象者:

202441日に満45歳未満で、5年以上継続して日本薬学会の会員であり、有機化学の基礎および応用に関し、めざましい研究業績をあげ、今後の活躍が国内外から期待される研究者。なお、課題研究内容の一部が“Chemical and Pharmaceutical Bulletin”に掲載(受理も可)された実績と「反応と合成の進歩シンポジウム」での発表実績がある者。ただし、2024年度の薬学会奨励賞、学術振興賞及び日本薬学会女性薬学研究者奨励賞の受賞候補者は授賞対象から除外する。また、薬学会奨励賞、学術振興賞あるいは日本薬学会女性薬学研究者奨励賞の受賞者にあっては、その授賞対象の主要部分が重複する場合は授賞対象から除外する。

3. 推薦方法:

推薦者は以下の書類を所定の書式で作成し、部会長宛に電子メールで提出する。

(1)推薦書:表紙に推薦者の氏名(自薦を含む)、所属、職、連絡先(住所、電話番号、メールアドレス)を明記し、さらに候補者の氏名、所属、職、連絡先(住所、電話番号、メールアドレス)、生年月日、日本薬学会会員番号、研究題目および大学入学以後の学歴•職歴•受賞歴(各受賞の研究題目)を記載
(2)推薦理由書:2000字以内で研究内容を記載。上記下線部の賞のいずれかの受賞者は、受賞対象となった研究との相違点を別紙に記載し添付する(形式は自由)。
3)業績リスト(2014年以降に発表した研究課題に関するものに限定する)

     → 部会所定様式のダウンロードはここ

4. 授賞人数:2名程度

5. 推薦締切日:2024年 3月 30日(土) 2024年4月13日(土)

6. 受賞者の決定:2024年5月 

7. 授賞式・受賞講演:
第50回反応と合成の進歩シンポジウム(2024年 10月 27日~10月 28日、神戸市にて開催予定)にて行う。

8. 表彰:賞状楯を贈呈する。

9. 問合先・推薦書類送付先:
化学系薬学部会長 大和田 智彦 
E-mail:ohwada@mol.f.u-tokyo.ac.jp

 

2023年度日本薬学会化学系薬学部会賞受賞者

稲井 誠(静岡県立大学薬学部)

「複合型ポリフェノール類の立体選択的合成法の開発」

 

2022年度日本薬学会化学系薬学部会賞受賞者

尾谷 優子(東京大学大学院薬学系研究科)

「アミド異性に基づくペプチド構造の動的制御」

隅田 有人(金沢大学医薬保健研究域薬学系)

「ホウ素アート錯体の特性に基づく分子構築法の開拓」

山次 健三(東京大学大学院薬学系研究科)

「合成的エピゲノムを拓く化学触媒の開発研究」

 

2021年度日本薬学会化学系薬学部会賞受賞者

坂井健男(名城大薬)

「超不安定求核剤と超安定共役塩基による合成化学の新展開」

嶋田修之(北里大薬)

「有機ボロン酸誘導体の特性を活かした新規合成手法の開発と応用」

 

2020年度日本薬学会化学系薬学部会賞受賞者

松本 健司(徳島文理大学薬学部)

「不均一系触媒を用いた芳香族アミン類の酸素酸化的分子変換法の開発」

村井 健一(大阪大学大学院薬学研究科)

「アミン化合物の特性を活かした酸化的転位反応とC3対称トリスイミダゾリン触媒の開発」

 

2019年度日本薬学会化学系薬学部会賞受賞者

井川 貴詞(大阪大学大学院薬学研究科)

「生物活性物質の多様性志向型合成に資するベンザイン反応の位置制御」

藤井 晋也(東京医科歯科大学)

「多元素有機化合物の特性を活用した生物活性化合物の創製研究」

 

平成30年度日本薬学会化学系薬学部会賞受賞者

吉田 将人(東北大学大学院薬学研究科)

「多様性指向型合成戦略に基づく生物活性天然物およびその誘導体の全合成」

 

平成29年度日本薬学会化学系薬学部会賞受賞者

森本 功治(立命館大学薬学部)

「ヘテロ原子を有する芳香族化合物類の革新的なメタルフリー酸化的結合形成」

重永 章 (徳島大学大学院医歯薬学研究部)

「アミド結合切断反応を基盤とした生命科学指向型ツールの開発」