第6代部会長 佐々木 茂貴 教授からのメッセージ
第6代部会長 佐々木 茂貴 教授
化学系薬学部会は日本薬学会のなかで、有機合成化学の研究の発展に貢献する役割を担っています。世界各国で創薬研究が注目されるなか、精密合成研究の歴史と実績の豊富な薬学系化学の実力を継承し、さらに発展させることが本部会の使命です。
本本部会では、「次世代を担う有機化学シンポジウム」と「反応と合成の進歩シンポジウム」を主催しています。「次世代シンポジウム」では若手教員と大学院学生が中心となり毎年、レベルの高い講演と活発な討論が行われています。このシンポジウムから成長した方々が「反応と合成の進歩シンポ」活動を活性化するという、とても素晴らしい好循環が実現しています。
薬学部6年制学生の薬科学研究に対するモチベーションの向上は各部会の課題となっています。本ホームページに掲載されているところですが、第39回「反応と合成の進歩シンポ」では博士課程学生に加えて、6年制学部学生に優秀発表賞(ポスターの部)が授与されました。このように、本部会では、幅広い研究者および学生の研究活動に対する支援を継続していきます。
皆様方の一層のご支援・ご協力をお願い申し上げます。