第5代部会長 畑山 範 教授からのメッセージ
第5代部会長 畑山 範 教授
創薬等に関連して、分子レベルでの生体反応の解析そして制御が強く望まれる現在、今こそ精密合成における「ものづくり力」の格段のレベルアップが必要であります。 そのためには、独創的な発想に基づく革新的な有機合成研究を推進し、世界の有機化学をリードする若手研究者の育成が必須であります。 このような観点から、本部会では、これまでの「次世代を担う有機化学シンポジウム」と「反応と合成の進歩シンポジウム」を中心とする活動を継承し、より充実、発展させることが重要と考えます。 23年度をもって一応薬学6年制の完成を迎えました。この間、特に私学での研究環境の変化が著しく、その対応に苦慮していることと思います。 是非、そのような問題点を共有し、本部会の活動を有機合成研究に関わる学生も含めた薬科学研究者のモチベーションの向上に繋げられればと考えます。
皆様方の一層のご支援・ご協力をお願い申し上げます。